新生姜
2019/03/20
今回ご紹介するのは『新生姜』です。
通常の薬味に使う生姜を秋に収穫して乾燥させるのですが、その乾燥させる前の収穫したての「新しい根」のことを新生姜といいます。新生姜はみずみずしく、辛さもマイルドでやわらかいので、スライスしてそのまま食べられます。新玉ねぎなどと似ているところがあります。
新鮮でおいしい新生姜の見分け方は、まず、茎先が鮮やかで赤むらさき色でみずみずしく、新生姜の身はぽてっとしていて白っぽくツヤがあり、表面がしっかりしていてキズや痛みの少ないものがおすすめです。
新生姜は根生姜と違い鮮度が落ちやすいため、長期保存ができません。常温保存では収穫からおおよそ2週間程度日持ちします。また、新聞紙や湿らしたキッチンぺーパーなどに包み、冷蔵庫での保存で、おおよそ3~4日程度日持ちします。ただ、日がたつにつれ、どんどん水分がへってくるのでこまめに様子をチェックしながら、おいしく使用してください。
新生姜は、「甘酢漬け」「醤油漬け」「はちみつ漬け」がおすすめです。「甘酢漬け」は一番一般的です。
ぜひ、食べてみてください。
野菜二部 第二課
萩尾 康弘
電話番号583-2131