馬鈴薯
今回ご紹介するのは、鹿児島県産『馬鈴薯』です。
じゃがいもと新ジャガの違いは、栄養面にもあります。 じゃがいも100g(Mサイズ約1個分)中のビタミンC量は約25mgで、新ジャガにはビタミンC量が約100mgになる品種もあるそうです。
100mgといえば、1日のビタミンC必要摂取量で、レモン1個分にも相当します。ただそれは生の場合で、加熱調理して食べる時に熱に弱いビタミンCは失われてしまうのでは…と思いますが、じゃがいものビタミンCは、熱で糊化したでんぷんに包まれているので、壊れにくく、加熱調理をしても7割程度のビタミンCが残っているそうです。
さらに、新ジャガをおいしく食べるには、蒸す・煮るといった調理法がおすすめで、約60度でじわじわ熱を入れると、酵素が働いて甘みが増します。 もっともおすすめしたい食べ方は、皮ごと食べること。ほとんどの栄養成分は、皮と身の間に多く含まれています。新ジャガは、皮が薄いので、そのまま食べられるのが魅力で、食べないともったいないです。
新ジャガには、高血圧の進行を抑えるカリウムや、便秘改善に有効な食物繊維、糖質を分解し脳の働きを活発にするビタミンB1なども豊富。
ぜひ、食べてみてください。
野菜二部 第二課
課長 安田 悟志
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